運動って貧血と関係あるの?
監修: 医学博士 湯本優
運動をしても、すぐ疲れたり息切れしたりしてしまう。頭が痛くなる。思ったより体が動かない、、、 そんなご経験をされているとしたら、それは貧血が原因かもしれません。
今回は、運動と貧血の関係をいくつかまとめてみました。
Relation. 1
血力が低めの方には適度な運動がおすすめ
筋肉を動かすにはたくさんの「酸素」が必要ですが、血中のヘモグロビンが薄かったり少なくなっていると、身体中に「酸素」が行き渡りにくく、過度な疲れ・息切れ・めまい・頭痛などを起こしてしまうことも。ウォーキングや軽いジョギングなど、様子を見ながら負荷を高めていくのがおすすめです。
Relation. 2
激しい運動が貧血に繋がることも
・ 体内の鉄分が「汗」と一緒に流れでてしまう
・ 筋肉が増えるとより多くの鉄分を体が必要とする(筋肉の中にも鉄分を貯蔵しようとするため)
・ 足裏をしっかり踏みしめることで赤血球が壊れてしまう(ランニング・バスケットボール・バレーボールなど)
Relation. 3
運動後45分間は栄養素の吸収力が高まる
タンパク質(プロテイン含む)や、ビタミン、リボルなどのサプリメントはこのタイミングに摂ることがおすすめです。「血力」を効果的に高めるチャンスですね。
運動時により多くの「酸素」を身体中に運ぶためには、普段から血力を高めておくことが大切です。うまくリボルの血力テストとサプリを活かしてみてください。
もっと学ぶ
#08 他の鉄分サプリと、何が違うの? 【前編】
#09 他の鉄分サプリと、何が違うの? 【後編】
医学博士 湯本 優
スポーツメディカルアドバイザー
順天堂大学大学院 医学研究科 博士課程修了。スポーツ医学トレーニング、フィットネス、ニュートリション分野のエキスパート。XTERRAの元日本代表選手。