鉄分は摂りすぎも良くない?
監修: 医学博士 湯本優
普段は摂取が足りずに不調の原因になりますが、実は摂り過ぎもよくありません。
余った鉄が余計に活性酸素を生んで、肝臓に負担をかける可能性があります。もちろん過剰鉄の「酸化」は美容にもよくありません。また、植物由来の「非ヘム鉄」だと便秘・吐き気など腸への負担も気になります。
サプリを摂りながら過剰摂取を避けるには、下記の2つに注意が必要です。
① 配合量が無駄に多くないか
よくある「たくさん配合されているほうがいい」という思い込み、実は正しくないです。厚労省の定める「推奨量」と「食事で摂れている量」の差分だけ摂ればOK(重い貧血やその他の病気の場合を除く)。余計な摂取はそれだけ体への負担につながります。1日の鉄分不足を補うには、ヘム鉄だとリボル1粒に配合の「2.3mg」で十分です。
② どの種類の「鉄分」が使われているか
一般的に食品やお薬(鉄剤)などに使われている 植物由来の「非ヘム鉄」だと、活性酸素の発生が多く、胃腸への負担が大きいです。また、海外サプリでたまに使われている「キレート鉄」は非常に吸収率が高いため、過剰症に注意が必要です。
食事で摂取する分には問題ないですが、サプリメントなどで大量に摂る際にはご自身のコンディションや好みに合わせて、しっかり調べた上で選ぶ必要があります。
ちなみに、リボルは上記の心配がいらない設計にしました。
余計な成分は入れず、血力アップに必要な栄養素だけを、不足している量だけ配合。
鉄分も吸収率が高くて体への負担が小さい「ヘム鉄」です。
安心して摂取いただけます。
もっと学ぶ
#13 美容と貧血って、関係ある?
#15 眠りの質は、貧血と関係ある?
#16 食材の鉄分量が減ってきている?
医学博士 湯本 優
スポーツメディカルアドバイザー
順天堂大学大学院 医学研究科 博士課程修了。スポーツ医学トレーニング、フィットネス、ニュートリション分野のエキスパート。XTERRAの元日本代表選手。