
免疫力を高める、栄養学
- 腸内環境と血力が鍵 -
監修: 医学博士 湯本優
寒さで体が冷える時期、風邪やインフルエンザが流行る時期は、特に免疫力を意識したいですよね。
でも、「ビタミンA・B6・C・D・E、鉄分、亜鉛、銅、タンパク質…バランスよく摂りましょう」と言われても、難しい。
そこで今回は、栄養学の視点から「免疫力を高めるために、本当に押さえるべきポイント」を2つに絞ってお伝えします。
Point.1
免疫細胞の7割が集まる「腸」を整える
腸が免疫力を左右する
免疫細胞の約70%は腸に集中しています。腸内環境が乱れると、免疫細胞の働きも低下し、風邪やウイルスに対抗する力が弱まります。
逆に、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えれば、免疫力を効率よく底上げできます。
腸内環境を整える3つの食材
最新の研究でも、以下の食材が腸内の善玉菌を増やし、免疫力向上に効果的とされています。
1. 発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ、ぬか漬け)
・善玉菌そのものを摂取できる
・毎日続けることで腸内フローラが安定
2. きのこ類(しいたけ、まいたけ、えのき、しめじ)
・食物繊維が豊富で、善玉菌のエサになる
・β-グルカンという成分が免疫細胞を活性化
3. 根菜類(大根、にんじん、ごぼう、れんこん)
・水溶性食物繊維が腸内環境を整える
・体を温める効果もあり、冬に最適
簡単に取り入れる方法
・朝:ヨーグルト or 納豆ご飯
・夜:きのこと根菜たっぷりの味噌汁 or キムチ鍋
これなら無理なく続けられます。
Point.2
免疫力の土台は「血力」にあり
貧血だと免疫力も下がる?
実は、鉄分不足は免疫力低下の原因の一つ。鉄分が不足すると、免疫細胞の働きが鈍くなり、感染症にかかりやすくなることが分かっています。
特に女性は月経で毎月鉄分を失うため、慢性的な鉄不足に陥りがち。「風邪をひきやすい」「疲れが取れない」と感じるなら、鉄分不足も疑ってみてください。
免疫力を支える栄養素
リボルに配合の栄養素は、免疫力維持にも重要な役割を果たします。
・鉄分:免疫細胞の機能維持
・亜鉛:免疫細胞の増殖、ウイルスへの抵抗力向上
・銅:抗酸化作用、免疫機能のサポート
・ビタミンB群:エネルギー代謝を高め、疲労回復を促進
・ビタミンD:免疫細胞の調整、感染症予防
これらの栄養素をバランスよく摂ることで、免疫力の土台を整えられます。
Action
免疫力を高める、今日からできる習慣
食事
・発酵食品、きのこ、根菜を意識的に摂る
・リボルで不足しがちな栄養素を補う
その他の習慣
・質の良い睡眠(7時間以上)
・適度な運動(軽いウォーキングでOK)
・ストレスケア(深呼吸、入浴)
すべてを完璧にする必要はありません。まずは腸活と血力アップから始めてみてください。免疫力は、日々の小さな積み重ねで高まっていきます。
医学博士 湯本 優
スポーツメディカルアドバイザー
順天堂大学大学院 医学研究科 博士課程修了。スポーツ医学トレーニング、フィットネス、ニュートリション分野のエキスパート。XTERRAの元日本代表選手。
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