氷が欲しくなるのは貧血だから?
監修: 医学博士 湯本優
尋常ではないほど氷やアイスが欲しくなることはありませんか?
もしかすると、それは貧血のサインかもしれません。
アイスクリームや氷のような冷たいものが大量に欲しくなる、しかもそれが季節を問わずに起こる場合、体が鉄分不足になっていることが多いです。
「氷食症」と言われる症状で、その原因は正確にわかっていません。2つの説があります。
① 貧血により口腔内に炎症が起こり、その炎症を和らげようとするため
② 貧血による自律神経の乱れで、体温調節機能が狂うため
明確な原因はわからないものの、多くの貧血患者さんに現れる症状なんです。
もしご自身で氷やアイスを大量に欲するのを感じていらっしゃれば、一度 血力テスト を受け直してみてください。 何かしらの理由で血力が下がっているかもしれません。
医学博士 湯本 優
スポーツメディカルアドバイザー
順天堂大学大学院 医学研究科 博士課程修了。スポーツ医学トレーニング、フィットネス、ニュートリション分野のエキスパート。XTERRAの元日本代表選手。
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